膝の痛みを改善する、重心の話

どうも、パーソナルトレーナーの佐々木周です。

 

今回は、よくある膝痛の要因、
「つま先重心」についてお話します。

セルフケアもあるので、よかったら参考にしてみてください(^^)/

痛みがある場合

まずは医療機関の受診をおすすめします。

その上で、今回の記事を参考にしてみてください。

膝に負担をかける、つま先重心

「長く立っていたり、しゃがんだりすると、膝が痛む」
という方の立ち姿を見せていただくと、

つま先重心になっていることが多いです。

 

僕たちの身体って、

つま先に体重をかけてしゃがむと、
膝が前後に大きく動くようにできています。

逆に、カカトに体重をかけてしゃがむと、
お尻(股関節)が前後に大きく動きます。

試しにやってみてください。

つま先重心でしゃがんだ時の方が、
膝を使ってる感じが強くありませんか?

これは、膝の痛みの大きな要因です。

 

膝の痛みを改善したいと思って、
膝の治療をしても、
膝の筋肉を鍛えても、
膝を使いすぎていたら根本的な改善はできません。

大切なのは、膝の負担を分散させることです!

理想の重心

立っているときの理想の重心は
「すねの骨の真下」。

内くるぶしの下のやや内側です。

重心がここにあると、楽に立つことができて、
立ちしゃがみするときの膝の負担が少なくなります。

 

ですが、つま先重心の人がここを意識すると、
つま先が浮くような感じがして、かえって力んでしまうことも。

これは、

「ねこ背の人が無理に背すじを伸ばすと疲れる」とか
「O脚の人が無理に脚を閉じようすると、膝が痛くなる」のと同じ。

なので、今回は自然と重心のバランスが整うセルフケアをお伝えします(^^)/

重心バランスを整えるケア

ケアのねらいは、ふくらはぎの筋肉をゆるめることです。

①足裏の重心・立ちしゃがみの感覚をチェックする

②座って、ふくらはぎをなでる(30秒~1分くらい)

床でもイスでもOKです。

やさしく羽で、なでるように。

※疲れないように。心地よくやってください。

③足裏の重心・立ちしゃがみの感覚をチェックする

セルフケアを行う前より、
足裏の重心が後ろに行く、
足裏がピタッとする、
膝の負担が和らぐような感覚があれば成功です。

なぜ、ふくらはぎをゆるめるの?

ふくらはぎが緊張していると、
つま先重心が強くなってしまうからです。

試しに、つま先立ちをしてみてください。

ふくらはぎの緊張が感じられると思います。

そういうわけで、ふくらはぎの緊張をゆるめると、
つま先重心が改善されて、膝の負担を軽減する効果が期待できる、
というわけです。

整ったカラダで動こう

重心バランスはクセのようなもの。
整えてもまた、つま先重心に戻ってしまいます。

では、よい重心バランス、を身につけるにはどうしたらいいのか?

 

僕がおススメしたいのは、整ったカラダで運動すること。

スクワットをする、家の中を歩く、お散歩をするのもいいです。

 

整った身体で、よい姿勢・よい動きを経験しましょう。

運動はクセづくりに最適なので、よい積み重ねをしていくと、よいバランスを身につけることができます。

 

ぜひ、試してみてください(^^)/

 


東京でパーソナルトレーニングをやっています。

オンラインも対応できますので、
お悩みのことがあれば、お気軽にご相談ください^^

 

 

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